FAQ– よくあるお問い合わせ –

彩世(あやせ)の取り扱い製品、トップハットビームシェイパー・モジュールについて

彩世(あやせ)製品はどこで製造していますか? また使用部品などは日本製ですか?

設計・開発は主に横浜本社にて、製造は長野県の自社工場、あづみ野テクノロジーセンターにて製造しています。

基本的には使用部品も日本製ですが、LD及び基板実装部品の一部に海外メーカーのものを使用する場合があります。

彩世(あやせ)の強みや主力製品は何ですか?

他にはない(DOEではない)特許技術の光学素子を活用した、革新的なトップハット ビームシェイパーのラインナップが主力製品です。ユニークな発想、アイディアと業界屈指の技術開発力が強みです。

【自社ブランド製品 : AYASE Products】

  • 「ラインビームシェイパー(LBS)」を用いた、ラインレーザモジュール:LINEMANシリーズ
  • 「マイクロビームシェイパー(MBS)」を用いた、マイクロレーザモジュール:μLINEMAN、μSQUAREMAN
  • 上記の技術を活用し、さらに革新的な「マルチ波長を一つのコンパクトなモジュール」にした新製品を開発しました!

→ 詳細は、AYASE Products / 取扱製品テクノロジーページをご参照ください。

ラインレーザーモジュールLINEMANの特徴や、他社製品との比較優位性を簡単に教えてください。
  • 一般的なパウエルレンズと異なり、モールド成形のレンズを使用しているため品質が安定している
  • 焦点位置でのライン端から端までの*照度均一性が高い(きれいなトップハット型が実現)
  • 小型パッケージ(Φ8mm/10mm)に収められ、オプションとしてAPC(Auto Power Control)内蔵や      Adjustable Housingも用意されている
  • 自社設計製造により、カスタム対応が可能(LD波長、ラインの長さ、an Angle、外形状等)
*照度均一性の定義は?

「Uniformity(照度)=(照度MAXー照度MIN)/(照度MAX+照度MIN)[%] at focal distance」です。

彩世(あやせ)製品に使用されているレーザーのタイプを教えてください。

半導体レーザーを使用しております。

彩世(あやせ)のラインビームシェイパー(LBS)のレンズは、どのようなレンズですか?

非球面のシリンダーレンズです。

レンズの材料、製法を教えてください。

モールドレンズです。ファンアングルによりますが、材料はガラス、樹脂があります。プレス成型は、品質や精度の均一性、低コスト、高耐久性面において利点があります。

ラインビームシェイパー(LBS)のみの購入はできますか?

ラインビームシェイパー(LBS)のみの販売はしておりません。
お客様の用途、ご要望に応じたモジュールにて販売しておりますので、お気軽にご相談ください。

ラインレーザーモジュールLINEMANはどのような活用方法がありますか?使用例を教えてください。
  • 光切断法を用いた三次元計測(3Dスキャナー)
  • 加工機器等のシームトラッキング(基準線表示)
  • 半導体やガラスの表面欠陥検査のライン光源として活用

非接触/非破壊で、3次元データ取得が可能です。

レーザーのライン幅はどの程度まで細くできますか?

条件によりますが、5μmオーダーのライン幅が可能です。

ラインレーザモジュールLINEMANのラインナップはどんな種類がありますか?
  • LINEMAN(standard) ・・・・・照度均一性が高いスタンダード製品です。
  • Super Straightness LINEMAN・・ 超*直線性に特化しています。
  • Multiple LINEMAN・・・・・・・ 複数のLINEMANを一つのユニットに収め、照度や情報収集量を増加させた製品です。
  • Ultra Compact LINEMAN・・・・ 超小型のLINEMANです。
*直線性/ストレートネスの定義は

「Straightness= Δ (理想直線からのズレP-V量)/ Line 長 [%] at focal distance」です。

彩世(あやせ)のマイクロレーザーモジュール μLINEMAN、 μSQUAREMANについて特徴や、従来のDOE式との比較
優位性を教えてください。

特許取得の光学技術マイクロ・ビームシェイパー(MBS)を搭載し、以下のような他にはない優れた特徴があります。

  • 一つの素子で広い波長範囲の対応が可能(波長依存性がない)
  • 偽スポット(不要光)がない
  • 極めて高い照度均一性
  • 変換効率がほぼ100%(表面反射は除外)
マイクロレーザーモジュール μLINEMAN、 μSQUAREMANの用途や活用例は?
  • 医療分野:フローサイトメトリー/レーザー顕微鏡等
  • 産業分野:レーザー加工機/パーティクルセンサー等
このマイクロレーザーモジュールはどのようなパターン(形状)に成形できますか?
  • ライン(線)  →μLINEMAN
  • スクエア(正方形)→μSQUAREMAN
マイクロビームシェイパー(MBS)はどのようにして形状を形成しますか?

マイクロビームシェイパーは焦点を持たないアフォーカルデバイスであるため、平行光をマイクロビームシェイパーに入射しその後集光することにより、所望するスポット形状を得ることができます。

マイクロビームシェイパー(MBS)で位相特性は保持されますか?

レーザーからの出射光、及びレンズでコリメートされた光の位相は一様に揃っています。
マイクロビームシェイパーを通過するとその前後で位相は保持されません。

「cv<0.15」と資料やポスターにありますが、ライン上の均一性のことですか?個体差のことですか?

同一製品のラインもしくは、スクエアの照度均一性のことであり、個体差のことではありません。

正規取り扱いメーカーの製品について(Additional Products / Partner Supliers)

弊社の長年にわたる実績が認められ、世界トップクラスの半導体メーカー様の信頼のおける正規代理店として、お客様の様々なご要望に適正かつ迅速に対応させていただいております。幅広い製品ラインナップをご提供しています。お気軽にお問い合わせください。

詳細は、取扱製品ページの Additional ProductsPartner Supliersをご覧ください。

どんな製品の取り扱いがありますか?

「Arima Lasers Corporation /台湾)」、「株式会社QDレーザ/日本」、「ウシオ電機株式会社/日本」等の半導体レーザーを取り扱っております。 

【主な製品ラインナップ】

小型可視レーザーモジュール、DFBレーザーモジュール、SMDレーザーダイオード、APCレーザー等、ご要望に応じて最適な製品のご提案が可能ですので、お気軽にご相談ください。

半導体レーザーのパッケージの種類を教えてください。

業界標準のΦ5.6CANタイプ(TO-56)が主流になります。
小型パッケージでは別のタイプとなります。

「APC回路」の単体販売は可能ですか?

お取り扱いがございません。ARIMA社のAPC回路内臓タイプをご紹介しています。標準タイプ以外にも最小クラスΦ3.3パッケージにてAPC回路付き製品がございます。

取り扱いのある半導体レーザーはすべてシングルモードですか?

お客様がお選びいただく製品により異なります。

半導体レーザーに寿命はありますか?

そのデバイスが持つ、最高出力/最高動作温度で連続通電(通電時間はメーカーにより異なります)させ、動作電流が10%変動した地点を破壊(故障)と定義しワイブルプロットより寿命の推定値を算出しております。

車載対応半導体レーザーはありますか?

「Arima Lasers Corporation社 (台湾)」には、動作/保存温度の仕様値が高く、IATF16949認証を取得している製品のお取り扱いがございます。

クラス1保証のモジュールはありますか?

「ARIMA社」には、モジュール生産時に出力を調整して出荷するタイプがございます。クラス1では0.39mW以下、クラス2では1mW以下等のラインナップがございます。

パルス駆動対応の半導体レーザーはありますか?

ございます。パルス駆動条件にもよりますので、ご要望をお知らせいただけましたら確認いたします。

製品全般やお取引きについて

*納期、価格につきましては、仕様、ご要望、数量等条件により回答が異なります。お問い合わせ、ご確認、ご提案につきましては、お気軽にお問い合わせフォームからご相談ください。

使用するレーザーの種類等の提案をしてもらえますか?

はい。お客様のご希望や仕様に合わせた最適なご提案をさせていただきます。

カスタマイズは可能ですか?

はい。可能です。

サンプルやデモ機の貸し出し、デモンストレーションはお願いできますか?

はい。お気軽にご相談ください。

工場見学はできますか?

はい。可能です。

海外への製品の輸出には対応していますか?

基本的には可能です。

製品のホワイトペーパーはありますか?

ご用意がございません。アプリケーションノートは現在準備中です。

半導体レーザーは静電気に弱いと聞きますが、どの程度の静電耐圧ですか?

半導体レーザーは化合物半導体を原料としているため、非常に静電気に弱いデバイスです。静電耐圧につきましては、製品ごとに異なりますのでお問い合わせください。

半導体レーザーの偏向方向を教えてください。

製品により異なりますので、お問い合わせください。

半導体レーザーの駆動方法について教えてください。

一般的にCWを駆動させる際には、電流を一定に保つACC(Automatic Current Control)駆動、もしくは 光出力を一定に保つAPC(Automatic Power Control)駆動があり、パルス変調駆動も可能です。

低出力での使用を考えていますが、放熱対策は必要ですか?

ご使用の際は、十分に放熱対策を行って下さい。
半導体レーザーは使用温度によって、その特性が変化致します。

絶対最大定格(Absolute maximum ratings)について注意する点は?

仕様書に規定されています絶対最大定格は、超えないよう十分にご注意ください。

「LED」は使用できますか?

面発光のLEDでは均一な直線にならないため、ご使用できません。

製品の動作温度範囲を教えてください。

動作温度範囲は、使用するレーザーにより異なりますのでお問い合わせください。

製品の寿命や保証などの信頼性について教えてください。

使用するレーザーの種類によって異なりますのでお問い合わせください。

安全規格の対応について教えてください。

対応しておりますが、製品の仕様により異なりますのでお問い合わせください。

環境関連についての対応を教えてください。

「RoHS、REACH」の対応は可能です。

「FDA、CEマーク」の登録や認証取得は可能ですか?

はい。可能です。

軍事用途に使用は可能ですか?

軍事用途にはご使用いただけません。

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電話でお問い合わせ可能な営業日、営業時間について教えてください。

平日 9:00~17:30です。土日祝祭日は休日となっております。

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